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syp「そういや、今まで血ぃ吸わないでどうやって生きてきたんっすか」
『...適当なの食べて紛らわして生きてきました、』
syp「バカやないんっすか？」
『う、うぐっ、』
いきなり飛んできた言葉に声が詰まる、
そんなに言わなくていいでしょう、！
何にも言えないけど言い返したくてショッピさんの方へと一歩足を踏み出す
...あ、あれ、？
途端、視界が霞んで、身体が傾いた
ぁ、これ、やばい...
前のと比にならない...
syp「大丈夫っすか、！？」
ぎゅっと何かに包まれて
美味しそうな匂いがする
『ぁ、ごめ、なさ...大丈夫です、ただの、栄養不足と、貧血なんで...』
霞んだ視界の先に心配そうなショッピさんの顔が見えて
心配させないように、無理矢理に笑顔を作って返事を返す
大丈夫、大丈夫....放っておいたら治る治る、
syp「っはぁ...ほら、俺の血、飲んでください」
ため息をついたと思うとシャツの上のボタンを外して首筋を出してくれたショッピさん、
あ、綺麗、
美味しそう、
齧り付きたい、
...って、だめだめ、！
いくら婿でもなんでも初対面の人を噛むのは...！
『...だ、だめ、ですよ、痛いですし、』
syp「俺がいいって言ってるんっすよ。ってか、栄養失調なら尚更栄養取らなきゃでしょ。...それに涎が出るほどお腹も減ってるんでしょ？」
親指で涎を拭われてそんなことを言われる、
涎垂れてたんだ...確かにお腹は減ってるんだけど...
でも、こんなに細いショッピさんから血、吸ったらすぐ貧血にさせそうだし、
それに、もう何年も血を吸ってないから、血を吸うのが下手になってるだろうし、
でも...でも、美味しそう...
『ごめんなさいっ...！』
(がぶっ)
syp「っと...」
ヴァンパイアは欲望に逆らえなかった___
噛み付いたはいいけど、うまく牙が皮膚を突き破らない、
ヴァンパイアとして情けない、泣きたくなってくる
こんなに美味しそうな人がいるのに飲めない、食べれない
早く...早く、食べたいのに、
syp「...そのまま、まっすぐ、落ち着いて牙を突き立ててください」
私の頭上から少し低く、それでも心地いいショッピさんの声が降ってきて
どきりと胸が跳ねた
優しく頭を撫でてくれて、少し落ち着いた私は言われた通りにゆっくり牙を突き立てる、
それでもうまく噛めなくて牙が刺さらない、血が出てこない、
涙が溢れそうになる
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喘息ですっ★(プロフ) - ピースさん» そう言ってもらえてすごく嬉しいです...！ありがとうございます！！！頑張りますね！！！ (3月26日 16時) (
レス) @page14 id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
ピース - 推しとの激甘ストーリーめっちゃ嬉しいです！更新頑張って下さい！ (3月26日 9時) (レス) @page14 id: d6af4f0b50 (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですっ★(プロフ) - いねむりさん» 激甘ストーリー、実は自分自身で書くのは初めてだったのでそう言ってもらえて嬉しいです！ヴァイパイアパロとふわふわした雰囲気をどうしてもちゃんとしっかり表したかったのでそう言ってもらえて本当に嬉しい限りです...！ありがとうございます！！！ (11月28日 12時) (レス) id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
いねむり - 主様のこの作品を見て、激甘ストーリーはまりました！ヴァンパイアパロは個人的にも好きだったので自分の好みにドストライクでした。二人のふわふわした雰囲気が良きですね。 長文コメント失礼しました。 (11月28日 1時) (レス) @page9 id: 64b21c98aa (このIDを非表示/違反報告)
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