愛くるしい人 ページ15
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ショッピさんに連れられて帰ってきた部屋の中
ベッドに座って息を整える
私、ダメなやつ、なのに
ショッピさん、怒んなかった
それが少し不思議な感じで
ショッピさんが出て行った部屋の中
未だショッピさんの暖かさが残ってる身体、手をぼーっと眺める
syp「何しとるん？」
扉が開いて、人間のご飯の匂いとその中に混ざってるショッピさんの匂い
それから、妙に落ち着く声が聞こえて
ショッピさんが帰ってきたのがわかった
『あ、ぇっと、おかえり、なさい、』
syp「ん、ただいま。とりあえず...ご飯、持ってきたんっすけど、食べれそうっすか？」
『ごはん...』
syp「食べるでしょ？」
これ、と見せられたお盆に乗ってるご飯
人間のご飯、
今まで食べてきたから美味しいってのはわかってる
分かってるんだけど
そこまで美味しそうに見えない
...あれ、？なんで？
『...』
syp「...もしかして、なんっすけど」
近くの机にご飯を置いたショッピさんは
目を細めて私を見つめた
syp「血以外、あんま美味しくなさそうに見えてとるん？」
『えっと...その、』
syp「...やっぱな」
少しだけ呆れたように笑ったショッピさんは
私の隣に腰を下ろして私の頭を撫でた
こんな時でもかっこいいのちょっと狡い
惚れちゃうじゃん、なんて
syp「そんなに俺の血美味しかったんっすか？」
『...おいし、かった、』
こう言うことを言うことがなかったから
少し恥ずかしくて
途切れ途切れ、顔を逸らしてそういう
syp「ふはっ...顔真っ赤にしてかわええ」
私の頭を撫でながら
笑ってそういうショッピさんがかっこよくて
もっと顔に熱がたまる
恥ずかしい、
恥ずかしいよ、！
syp「あ、そうや、今お腹減ってます？」
『あ...えっと、』
正直に言うと私は今お腹が減ってる
特に理性を捨て去る...ってほどではないし
それに何より、ショッピさんに無理させれないから
無理させたくないから、
そう思って、大丈夫ですって言おうとしたら
ショッピさんが先に口を開いた
syp「全然俺の事とか気にせぇへんで大丈夫っすよ。お嫁さんの言うこと聞くのも俺の役割でしょ？」
どうやらショッピさんはお見通しみたい
どうしてこうも気遣いできるんだろうなんて
そんなことを思いながら私も口を開いた
『おなか...減ってます、』
syp「やと思った。」
そう言って笑った
ショッピさんの首が
血が、やけに美味しそうに見えた
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喘息ですっ★(プロフ) - ピースさん» そう言ってもらえてすごく嬉しいです...！ありがとうございます！！！頑張りますね！！！ (3月26日 16時) (
レス) @page14 id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
ピース - 推しとの激甘ストーリーめっちゃ嬉しいです！更新頑張って下さい！ (3月26日 9時) (レス) @page14 id: d6af4f0b50 (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですっ★(プロフ) - いねむりさん» 激甘ストーリー、実は自分自身で書くのは初めてだったのでそう言ってもらえて嬉しいです！ヴァイパイアパロとふわふわした雰囲気をどうしてもちゃんとしっかり表したかったのでそう言ってもらえて本当に嬉しい限りです...！ありがとうございます！！！ (11月28日 12時) (レス) id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
いねむり - 主様のこの作品を見て、激甘ストーリーはまりました！ヴァンパイアパロは個人的にも好きだったので自分の好みにドストライクでした。二人のふわふわした雰囲気が良きですね。 長文コメント失礼しました。 (11月28日 1時) (レス) @page9 id: 64b21c98aa (このIDを非表示/違反報告)
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