【d!】思い出ごと飼いましょう

声が出せなくても君が好き / rb ページ6

【声でない系夢主】【同棲】

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軽い説明

朝起きたら急に声が出せなくなっていたAさん、
慌ててロボロさんに相談しようとするけど、ロボロさんが結構な頻度で毎日
「アンさんの声好きやわ、」とか「ええ声しとるな、」とか言ってくれてるから
ロボロさんは自分の声が好きだから側にいてくれてるんじゃ無いか、
その声が出せなくなったら、振られるんじゃないか、なんて考えちゃって相談できない
仕方なしに、散歩に行ってくるって言う嘘の置き手紙だけおいて、1人で病院に行く

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.


病院の先生から言われた言葉を思い出しながら家に帰る道を歩く、


“強いストレスから声が出せなくなっているんでしょう。”
“一度、彼氏さんやご両親とお話ししてみるのがいいかと思います”


...私は、今朝、起きたら声が出なくなっていた

ロボロに相談しようかと思ったけど、

これを相談したら、振られちゃうんじゃ無いか、って思うと相談できなかった、

...ロボロは毎日、私の声が綺麗だって、好きだって褒めてくれる、

そんな声が出せなくなったことを彼が知ったら、私は振られちゃうんじゃ無いか、って不安になる


(プルルルルッ、プルルルルッ)


携帯の着信音が鳴り出してびっくりする、

画面を見ると、ロボロからだった、

...今、出ても、喋れないのに、

そんなことを思いながらも私はロボロの電話に出た


rb「あ、A？今何処居るん？」

『...』

rb「A...？」


電話越しにロボロの不安そうな声が聞こえてくる

ごめんね、ロボロ、

そんな事を思いながら、私は電話をつなげたまんまロボロに文字で連絡できる

メッセージアプリを開いて、それに文字を打った


Aロボロ、ごめんね、今、私、喋れないの

rb「ん？あ、そうなんや、え、今、何処居るの？迎え行くで？」

A近くの公園の所に居るよ、

rb「そこで待っとってな！迎え行く！」


私の返答を聞かずに、ロボロは電話を切った、

きっと、 まからメッセージを送ったとしても、読んでくれない

私は仕方なく、ロボロに振られる覚悟を決めて、

公園のベンチに腰をかける、

ロボロの事だから、すぐ来るんだろうな、

振られちゃうんだろうな、なんて、考えて、私の気分はますます憂鬱になっていった

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