【d!】思い出ごと飼いましょう

※ 骨になっても一緒だよ / ni ページ40

【死ネタ】【ヤンデレ...？】【軍パロ】

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軽い説明

7年前の戦争で最愛の妻であるAさんを失ってしまった兄さん
途方に暮れて、自○しようとしていたときに、
しんぺい神さんが唯一戦場から持って帰れたAさんの小さな骨を小瓶に入れて、
ネックレスにしたものをくれ、なんとか自○はせずに、思いとどまる、

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sn視点


ni「第1は外を10周してきてくれ、第2は休憩だ」

sn「スポドリはあっちに作ってるから飲みたい人どうぞ〜」


今日は週に一回の兵士を鍛える日、

それにしても、兄さんが正常でよかった、

...あの子が亡くなってから7年、

兄さんは、たまに正常じゃなくなる時がある、

今日がその日じゃなくてよかった、

さすがに、俺1人じゃこの部隊、全員を纏めれないし、


syp「あ、居った。しんぺい神さん、テーピングいいっすか？」

sn「あ、ショッピくん、うん、いいよ〜」

syp「...そういえば、兄さんが付けてるネックレスってあれ、なにが入ってるんっすか？」

sn「...あー、あれねぇ...兄さんの、亡き奥さんの遺骨だよ、」

syp「え」


ピタッと固まっちゃったショッピくんのテーピングを直す、

そうなるよね、普通の人は、


ni「A...元気だったか？...俺？俺は...まぁ、元気、だ、」


瓶を愛おしそうに両手で包み込みながらそんなことを言う兄さんを横目に

ショッピくんにテーピングがきつくないかを聞く、

兄さんには、あの子の声が、聞こえてるみたい、


syp「因みに、なんで、亡くなったんっすか、？」

sn「...7年前にね、すごく追い込まれた戦争があって、あの子、勝手に爆弾持って突っ込んでったの、お陰で遺骨もそんなに集めれなくて、兄さんが付けてるのだけが集まったやつなんだ、」


悲しそうな笑顔で小瓶に話しかける兄さんが可哀想に思える、

あれを取り上げたほうが、現実を見てくれるのは俺も分かっとる、

でも、あれを取り上げたら、兄さん、死んじゃいそうだから、


ni「ふはっ、そうだな、会えるといいな、」


syp「...なんか、聞こえてるんっすかね、」

sn「そうみたいだね、」

syp「......兄さんは、あれで幸せなんっすかね」

sn「さぁね、俺にはわかんないよ」


でも、兄さんが幸せなら俺はその幸せを壊すつもりはないよ














syp「...側から見たら不気味ですけどね」

sn「それ言っちゃダメ」



ー作者話ー

多分、亡くなった人の骨を身につけてる人って言わないだけで結構居ると思う

15歳差でも恋人は恋人 / syp→←▽

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