【d!】思い出ごと飼いましょう

▽ ページ15

ht視点


2人でゆっくり湯船に浸かる、

Aはこの時間が好きらしい、

1番俺と引っ付けるからって前に言ってた


『んね、ひとらん、』

ht「ん？」

『いつもの、』

ht「...ああ、あの言葉？いいよ、」


可愛らしい声でそんなこと言われちゃ断れない、

あの言葉っていうのは、

...まぁ、簡単に言ったら、マインドコントロールに近い

同じ言葉を毎日毎日いい続けて、徐々に洗脳していってる、

もう、ほぼ完成形なんだけどな、


ht「俺のそばにいるだけで、Aは偉いよ...俺以外を信じちゃどうなるかわかってるよね？」

『うらぎられる、』

ht「そう、でも、俺は裏切らないから...だから、安心して？」


こくり、

Aの頭が上下に一回動いたのを見て頭を撫でてあげる、

...最初は、抵抗もしてきてたし、

言葉もぜんっぜん覚えてくれなくて、

本当に苦戦したのを覚えてる、

でも、一回、大きなミスをさせて、周りの奴らを離れさせれば、

俺しかいなくなる、だから、俺に頼るしか選択がなくなる、

精神ボロボロ、体もボロボロの時に手を差し出してあげたらもう...

俺の、俺だけの、かわいいかわいいAになった

...な？簡単だろ？


『ひとらん、だいすき...だいすきだから、捨てないで』

ht「俺は、Aを捨てねぇよ、」


だって、ここまでお前を壊してまでも手に入れたかったんだ、

せっかく腕の中に自分から入ってきたのに、離すなんて、

そんなもったいないこと、俺は、しない、


ht「捨てないから、もっと俺に堕ちてね、」


じゃないと、

俺が、どうにかなっちゃいそうだから、



ー作者話ー

...これ、ヤンデレ、？洗脳、？

ちょっと、よくわかんないです...(すみません)

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