15年 (ページ50)

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Fin♡ ページ50

晶哉side

あれから5年の月日が流れた。
 俺達は幸せな家庭を築いとる。

   ??「パパー！｣   

こいつは丈 。俺とAのかけがえのない宝物。

   「ん？どした？｣  

俺がそう聞くとは丈は俺の胸に勢いよく飛び込んで来た。   

丈「ねぇ、パパは好きな人おるん？｣  

Aによく似た目がとっても大きい男の子。 
やっとこないだ4歳になったばっかっていうのにもうこんなこと聞いてくるなんて。    

「おるよ。好きな人。｣

   丈「え！誰？誰？｣   

「ママ。｣   

丈「あーっ！俺と一緒！！｣ 

 「それはあかん｣   

丈「なんで！｣  

口をプクーっと膨らませ不満そうに言う。   

"ガチャ"

    玄関の開く音

  『ただいまー！』

  Aの声が玄関から聞こえてきた   。
買い物から帰ってきたらしい。

    丈「ママが帰ってきたー！｣    

俺の横におったと思ったら全速力で玄関の方へ走っていく丈。
 俺もソファから立ち上がるとそのあとをついて行った  。

丈「ママおかえりなさい！！｣  

『丈ただいま。今日の夕飯はハンバーグだよ！｣

  2人の楽しそうな姿を見ると頬が緩む。 

 丈「あ！ママ聞いて！パパがね、俺の好きな人はママやって言ったらダメって！｣   

「ちょ！おい！｣   

止めようとしたけどもう遅くて。   

『晶哉、私のことそんな好きなんだ』

   Aはクスクスと面白そうに笑ってる。

   くそっ。

「調子乗んなアホ！」

『はーーっ？』

丈「ママ！パパ！仲良くするなら俺も混ぜてや｣   

そう言うと俺の左手とAの右手をとった丈。

絶対に幸せにするからな。  

Aも丈も愛しとる。

fin♡

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新作です！

お嬢様と一般家庭で暮らす晶哉とのおはなし、。♡

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