今日:149 hit、昨日:300 hit、合計:115,031 hit
小｜中｜大
はじめまして？ ページ5
あんなにかっこいい誠也くんだ。
頭だけ追い付いてもダメだと思い、
バイトも始めてマナーや言葉遣いも身につけた。
流行りのクレープだって我慢したし、
可愛い服を買うために最新のゲーム機を買うのも諦めた。
必死に努力した甲斐もあって、
私はA大に無事合格することができた。
向こうで一人暮らしをしている誠也くんに電話で報告すると、
誠也
「ホンマに！？おめでとな！！Aちゃん」
と喜んでくれた。
ああ、やっと誠也くんの隣に立てる日が来るんだ、と思うと
親離れをするホームシックなんて微塵も感じなかった。
誠也
「Aちゃん！紹介するな？俺の彼女の絵里やで？」
絵里
「こんにちは、初めまして。」
だからこそ、今の状況が理解できない。
えーと、私はA大に入学して1週間経って。
なかなか誠也くんと会えないなって思ったから
今日のお昼に会わないかって提案して…
そしたら
誠也
「ええな！俺もAちゃんに会いたいわ！」
って返事をくれて…
それでお昼に購買の前で待ち合わせしていたら
肩を叩かれて…
振り返ると誠也くんと、隣には綺麗なお姉さんが立っていて…
その人は、誠也くんの、かのじょで…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 407人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もなか | 作成日時：2024年1月22日 1時
