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晶哉と付き合い始めてから1ヶ月が経った

お互いに仕事も忙しいし

芸能人って立場だから

昔みたいにどこかに出かけたりすることはできなくて

お互いの家を行き来するしかないけど

毎日おはようからおやすみまで他愛もない会話をして

寝る頃には晶哉からビデオ電話が来て

毎日が幸せで楽しくてしょうがなかった

それはモモにもバレバレで

モモ『佐野くんとうまく行ったんだね』

「え？なんで」

モモ『私のおかげか〜』

あとから知ったけど

酔った私をモモが晶哉を呼んで迎えに来させたらしい

確かにモモは私の恋のキューピットなのかもしれない

今日はお互い明日がオフだったから晶哉の家で一緒に宅飲みをした

晶哉『A、夜遅いから送ってく』

やだ

帰りたくない

私は晶哉の手を掴んで言った

「かえりたくない！まさやといる」

晶哉は私を見て困ってる

もう1ヶ月も経つのに

私と晶哉はキス止まりでそれ以上のことをしたことがなかった

恋愛経験がほぼない私がメンバーに聞く限り

付き合った当日とか付き合って1週間後とか

とりあえず結構早い段階で体の関係を持つらしい

AぇgroupのYouTubeを見た時

晶哉が胸が大きい店員さんを物凄く凝視してて

かなり嫉妬した

私ってそんな魅力ないのかな？

「わたしってそんなみりょくない？」

晶哉『何言ってんねん』

「前まさやYouTubeで共演したアパレルの人の胸に見惚れてたじゃん」

晶哉『それは官能小説家のキャラで』

「そんなんしらん！」

晶哉『ははっ笑可愛すぎやんなんなん』

晶哉は私をしばらく見つめたあと

晶哉『あーもう、Aが悪いねんからな』

晶哉は私をお姫様抱っこしてベットに運ぶ

「きゃっ」

私をベットに寝かせられてその上に晶哉が乗る

晶哉の表情は

男の人の表情をしてて

なんか色っぽくて

緊張してしまう

晶哉『ほんまにいいん？』

「まさやがいい」

晶哉は妖艶に微笑みながら

晶哉『優しくする』

晶哉は優しくすると言ったくせに

全然優しくなくてむしろ激しくて痛くて

初めての経験だった私には体力の限界だったけど

それ以上に大好きな人との行為に幸せでたまらなくて涙が流れた