U R 3 (ページ19)

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番外編〜END〜ページ19

私は今

花の手入れをしている

晶哉が花屋で一目惚れをしたらしい

 花に詳しくない私は花束を受け取った時 なんという名前の花なのか分からなかったが 

晶哉が言うには

"エンゼルランプ"

というらしい   

私はふとその花の名前をスマホに打ち込み検索をかけた   

出てきた情報を読んでいると花言葉が目に入った    

" あなたを守りたい"    

なにこれ…

そこに仕事を終えた晶哉が合鍵で私の家に帰ってきた

晶哉    「今日はお出迎えないん？」  

「…いや、ごめん」

  晶哉「なにそんなに驚いとるん？何かあったん？」  

「晶哉が私に買ってきてくれた花あったじゃん？花言葉知ってるの？」

すると晶哉は

晶哉『その花言葉なんなん？』

なんだ、知らなかったんだ

「あなたを守りたいだよ？晶哉らしくてかっこいいって思ったの」

晶哉『気づくの遅いねん』

「えっ？」

晶哉はカバンの中から一つの箱を取り出して私に見せた

晶哉『Aをずっと守ったるから俺と結婚してください』

箱の中から一つのダイヤモンドが輝いている

婚約指輪だった

    「知っててこの花を渡したの？」

『Aが花言葉知っとったらそん時にプロポーズする予定やったけどAがなかなか気づかへんから俺ずっと指輪持ちながら待っとったんやで？笑』

「晶哉のくせにかっこよくてむかつく」

『Aだけにはプロポーズくらいかっこよく思われたいやん』

私は晶哉に飛びついた

「晶哉と結婚する！晶哉のお嫁さんになる！晶哉？だいすき！愛してる！」

私は嬉しさのあまり素直な感情をぶつけて恥ずかしさも忘れて晶哉にキスをした

晶哉を見ると私にしか見せない優しい笑顔で言うの

『俺の方が愛しとるわ！笑』

　

私達は幸せで2人して泣きながら笑ってた

『なぁ？A、エンゼルランプのもう一つの花言葉知っとる？』

「あなたを守りたいの他にあるの？」

『"幸せのはじまり" やで？』

-END-