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番外編5 ページ18

晶哉がいない間

私が気を遣わないようにメンバーの皆さんがたくさん話しかけてくれた

「今日のコンサート本当にかっこよかったです！本当に楽しくて、楽しいだけじゃなくて歌も楽器を弾いてる時もダンスも完璧で本当に感動しました！また行きたいって心から思いました！晶哉がいるいない関係なくこれからも応援してます！」

リチャ『晶哉がゾッコンな理由、わかったわ』

末澤『やな。佐野にはもったいないわ！』

正門『正門さんなんてやめてください！よしのりでいいっすよ！』

末澤『俺も誠也で』

リチャ『Aさんの好きに呼んでください』

健『A困っとるやないですかー笑A、無理して呼ばんでええで？笑』

「さすがに呼び捨ては…笑よしのりくん、誠也くん、リチャくん、大晴くんと呼ばせて下さい」

末澤「ええよ」

「私のことはAって気軽に呼んでください」

そこに晶哉がやってきた

晶哉『…は？Aがなんでおるん？』

末澤『Aな？俺らのコンサート見てかっこええって言ってくれたわ！』

「晶哉！ライブほんとに楽しかった！誠也くんもよしのりくんもリチャくんも大晴くんも健くんもみんな優しくて面白くてあったかい人たちだね！」

晶哉『いつのまにくん呼びしとるん？俺のおらん間になにがあったん？』

「少し話しただけだけど」

晶哉『俺のことは一回もくん付けで呼んでくれたことないくせに』

「晶哉はくんつけるキャラじゃないじゃん」

末澤『でもほんまA可愛いわ』

誠也くん？いきなりどうしたの？

誠也くんを見ると晶哉を見ては表情を見て笑ってる

私を使って晶哉の反応を楽しんでるんだ

晶哉『Aのことかわいいって言ってええのおれだけっすよ』

はぁ、

何でこーなってしまったのだろう

晶哉は私と付き合い始めてからヤキモチが多くなった

そんな晶哉もかわいいんだけど

機嫌が治るまでに多少の時間がかかる

私は晶哉の服の裾を掴んで言った

「まさやくん機嫌直して？」

その瞬間楽屋が静まり返る

晶哉『かわええ…許したる』

ニコニコの笑顔で笑う晶哉は機嫌を取り戻したみたいだ

正門『晶哉ってこんな単純な男やったんや笑』

リチャ『鼻の下伸びてデレッデレやん』

最近なにをすれば晶哉が喜んでくれるのか

計算できるようになってしまった私は

悪い女だ笑

健『Aと晶哉、お似合いやで』

健くんは私のそばで笑顔でそう言った