U R 3 (ページ14)

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番外編 1 ページ14

健Side

晶哉とAが付き合い始めて

1週間

あいつは楽屋に戻った瞬間スマホを手に取っては

スマホを置いて

1分も経ってないんに

またスマホを開いて

それを繰り返す

大晴『晶哉さっきからなにしとん？笑』

『さあな笑』

多分

いや絶対Aからの返信を待っとるんやろうな

通知が来たんか画面が光る

正門『はっ！？』

偶然晶哉の横を通ったまっさんがめちゃくちゃでかい声で驚く

正門『晶哉ってAさんとどーいう関係なん？』

え？まっさんも晶哉とAの関係を知っとるん？

正門『お前の待ち受け…Aさんやろ？隣の女性』

晶哉は少し考え込んでからまっさんに言った

晶哉『Aと付き合ってます俺』

俺と誠也くん以外のメンバーが驚いて

『はっ！！？』

一斉に声を揃えた

晶哉はAとの関係をメンバーに1から話しとった

初恋だったこと、誤解して嫉妬して嫌いになりたかったけどなれへんかったこと、でもAしか好きになれんって気づいたこと

晶哉『メンバーには隠し事したないし、タイミング的にも伝えときたかったんで今言いました』

みんな驚いて一瞬静まる楽屋

それを破ったんは誠也くん

誠也『隙ありっ！』

誠也くんは晶哉のスマホを奪って待ち受けの写真を見る

リチャ君と大晴も一緒に覗いとって

俺も一緒になって覗く

晶哉『まじで返してくださいって！』

晶哉のスマホを見ると

付き合ってからまた初日の出を見に行ったんか

俺らも見に行ったあの初日の出をバックに

晶哉がAをバックハグしながら

笑い合っとる写真やった