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私の幸せはあなたページ12

「プロポーズしてるの？」

晶哉『ちゃんとしたんはもっと場所考えるで？今ふと思ったこと言っただけ』

「晶哉ってほぼなんでも口にするよね」

晶哉『我慢できへんからな…予約ってことでAは隙だらけやからホイホイかっこいい男の人についてかれても困るしな』

「隙だらけかはわかんないけど晶哉しか見えないから」

晶哉は私の顔を見てニヤッとドヤ顔をする

やられた

晶哉『Aが俺に素直なんは貴重やな』

私は晶哉には敵わないみたいだ

「もう寝る」

寝返りを打って晶哉に背を向けると

体ごと引っ張られて抱きしめられる

晶哉『くっついて寝よや』

私を見つめて笑う晶哉が甘い

私も晶哉との未来しか見えてないから安心していいよ

言ったら調子乗るから言うつもりなかったけど

言いたくなっちゃった

抱きしめられてるから顔を上げて晶哉を見つめる

「私もいつか晶哉のおよめさんになりたいな」

晶哉『へっ？』

ふふっ笑間抜けヅラしてる

「おやすみ」

私は言い逃げするように目を閉じた

晶哉『はぁ、ほんまに…』

晶哉は私のおでこにキスをして言った

晶哉『愛しとるでA一生守ったる』

fin.