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衝撃　(健side) ページ7

健side

リチャ『佐野のみすぎやろ笑』

正門『爆睡やな笑』

隣を見ると誠也くんが

ちょくちょくなんて言っとるか分からんけど

熱い話を大晴にしとった

正門『お開きやな』

現時点でまともなんは

俺とまっさんとリチャくんの3人だけやった

俺ら3人で会計しようとしたら

先に誠也くんが払ってくれとったみたいやった

そーゆーとこかっこいいねんな

リチャ『俺、末澤送ってくわ』

正門『こじけん晶哉の事頼んでええ？俺、明日朝早いねんから兵庫まで行くんちょいきついわ』

まっさんはドラマの撮影あんねんな

俺は明日オフやったから

『全然ええで』

そう答えた

リチャくんと誠也くんが先にタクシー乗って

次のタクシーにまっさんと大晴が乗って

俺は晶哉を送りに兵庫まで向かう

今日は晶哉んち泊まらせてもらおうかな

晶哉の家に着いて晶哉に鍵を開けさせる

『晶哉、家着いたから鍵開けて』

晶哉『かぎー？どこいってんー』

寝ぼけながら鍵を見つけて開ける晶哉

『静かに階段上がれよ』

　
晶哉『わかっとりますぅ』

俺は晶哉を支えながらベッドに寝かす

　

『はぁ、疲れたわ』

晶哉『こじまくん、そのクローゼットにふとんあるんでだしてねてください』

『ありがとな』

そう言うと

　

晶哉はすぐにいびきをかいて寝てった

晶哉の寝顔に自然と笑みが溢れる

　
『晶哉誕生日おめでとな』

疲れたし布団出して寝よ

クローゼットから布団を出すと

布団が何かに当たったんか

物音が聞こえた

後ろを見ると

写真立てと床に散らばる2枚の写真があった

初日の出の写真と

もう1枚の写真は裏になっとって見えへんかった

この初日の出

見覚えあるな

裏になっとった写真をめくると

なに…これ

初日の出をバックに

晶哉がカメラ持ってAと肩を組んで

めちゃくちゃ幸せそうに笑っとる

写真やった