フラッシュバック ページ40
「誠也退いて…」
誠也「そんな可愛い声で言われても無理やわ」
「っ…退けよ」
低めの声で言って誠也を睨み付ける。
誠也「睨まれても可愛いから怖ないわ」
なんでだよ！！！
その時
誠也が服の中に手を入れ出した。
私は服の上からその手を掴む。
「それ以上したら、嫌いになるよ…」
誠也の手を強く握ってキッと睨み付ける。
誠也「嫌いになるんはやだ、でも止まらん」
「何それ…」
誠也「てか俺ら付き合っとるからええやろ？」
そう言いながら強引に服の中に入った誠也の手は私の力では止めることができず、ついに胸の膨らみに触れた。
その瞬間、性的暴行をされた過去がフラッシュバックする。
「っ…やめろっつってんだよ！！！」
誠也「！！」
精一杯の力を込めて抵抗すると、誠也の動きが止まった。
そして私の横に倒れ込む。
「へっ？」
誠也「いっ…たぁぁぁぁ！！！」
慌てて起き上がって誠也を見ると、大事な部分を押さえて悶絶している。
どうやら私の膝かどっかが彼の大事な部分に見事ヒットしたらしい…。
「だ、大丈夫？」
やり過ぎたかなと焦りながら声を掛ける。
誠也「お前…アホちゃうん！？…」
「ご、ごめん…」
余りにも痛がってるから謝ったけど、一応私も被害者なんですけど！？
少しすると誠也は起き上がって溜息を吐く。
そして、
誠也「悪かった」
誠也は私に謝った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 424人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もなか | 作成日時：2024年2月22日 23時
