地獄の合コン ページ19
「お待たせっ！」
ギリギリ間に合った。
美里「ごめんね！半ば無理やりで」
「いいのいいの！実はちょっとだけ楽しみだから。笑」
美里「それはよかった！笑
じゃあ行こっか！」
目的のお店に着くと、既に男女1人ずつ座っていた。
女の子の方は美里の高校の友達らしい。
軽く挨拶をして、椅子に座る。
しばらくすると、男子2人がお店に入って来てこちらに向かって来た。
誠也「どうもー！」
晶哉「こんちは〜」
「…は？」
なんと、残りの2人は私がよく知る人物だった。
誠也「あ！君この間の！」
美里「A知り合い？」
「いや、まあ…」
知り合いも何も、仲の良いクラスメイトなんですけどー！！
誠也「ほら！この間言っとった凛似の子！」
晶哉「……あぁ！確かに似とるな？」
そう言ってじっと見てくる2人。
あ、あんまり見ないで…
美里「えーっと、とりあえず自己紹介しよっか！」
こうして順番に自己紹介をしていく。
私は、本名で自己紹介したんだ
けど、このままここにいたら本当に危ない。
バレてしまうのも時間の問題かもしれない。
合コンが始まって数十分。
盛り上がってる中、晶哉だけが私をチラチラ見てくる。
美里「そろそろ席替えするー！？」
誠也「しよやー！」
誠也、、ノリノリだな…。笑
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作者名：もなか | 作成日時：2024年2月22日 23時
