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嘘つきは嫌いやねんページ9

1年前

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12/25
クリスマスイブ

太郎『なんで男2人でクリスマスツリー見にいかなあかんねん』

晶哉『ええやん！そんなことゆーて太郎も見とれとった癖に』

太郎『周りカップルばっかやぞ』

晶哉『あーもう斗亜誘えばよかったわっ……』

ふと左を見た時遠くにAを見つける晶哉

晶哉『A…』

太郎『晶哉？』

晶哉は太郎を無視して遠ざかっていくAを呼びながら追いかけて走る

晶哉『A！！！』

太郎『おい！晶哉！どこ行くん』

そんな晶哉を太郎は追いかける

数分後立ち止まっている晶哉に追いつく

太郎『ハァ…ハァ…晶哉どうしたん』

太郎が見た晶哉の視線の先には男女2人がキスをしているところだった

太郎『あの女の人…知り合いなん？』

晶哉『…太郎ごめん。俺帰るわ』

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現在

晶哉『嘘つく女嫌いやねん…俺、もうお前のこと好きちゃうしむしろ大嫌いやから』

「じゃあなんで嫌いなくせに解熱剤とか渡してくれたの？」

晶哉『別にAじゃなくてもそうした』

晶哉はそう言ってその場を去る

晶哉に嫌いと言われたショックで涙が止まらない

「いみわかんないっ…」

健は無意識に拳を握り動揺した感情を抑えていた