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現在 (健side) ページ42

現在


















大晴 『こじけん?こじけん?』












『え?なに?』











大晴 『ずっと呼んどるんにぼーっとしとったで』











『あぁ、ごめんごめん』













大晴 『にしても晶哉とAちゃん知り合いなんかな?』
















俺が聞きたいわ
















Aが熱あるってことを


















俺が気づけんくて
















晶哉が先に気づいたんも















俺は健くん呼びで














晶哉は晶哉呼びなんも













Aと晶哉の関係性も知らず















1人で勝手に晶哉に嫉妬してしまう














メンバーが待つ黒のバンに大晴と乗り込むと











既にメンバー全員がおった













末澤 『遅いでお前ら』












大晴 『すいませんっ!』









『すんません』












車が進み始めてしばらくすると














大晴 『それにしてもTWICEの皆さんマジで可愛かったっすね〜』








正門 『大晴は誰推しとかあるん?』











大晴 『えーAちゃんが1番かわええと思うねんけど推しはサナちゃんやな』














リチャ 『あー好きそうやわ大晴』












末澤 『俺はモモちゃんやな』













『聞いてへん聞いてへん』














末澤 『おい小島失礼やろ笑佐野は?』














その話題に入ってこんかった晶哉に












誠也くんが問いかける













晶哉 『え』













誠也 『佐野はAちゃんタイプそうやわ〜清楚系で美人やけど笑顔可愛い子』













晶哉はAの名前を出された瞬間













表情が一瞬歪んだけど














晶哉 『TWICEさん自体興味ないっすわ〜俺はファンのみんな一筋なんで』












そう言ってドヤ顔を決める晶哉












誠也 『おまえだっる!おもんないで?笑』













リチャ 『意識たかいなぁ笑』















正門 『アイドルとして最高の解答例やな』

















なぁ?晶哉お前は何を隠しとるん?














みんな笑っとるけど



















俺は違和感しか感じんくて

















窓の外を見つめて音楽を聴く



















晶哉を見つめとった

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作者名:もなか | 作成日時:2023年11月13日 23時

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