晶哉side ページ25
晶哉side
ツリーを見つめるAの横顔が綺麗すぎて
見惚れとったら
急にAが振り向く
なぁ?なんでAが照れとるん?
期待してええの?
顔を赤く染めて目を大きく見開いて俺を見つめる
Aが可愛くて
キスしようとしたあと1センチの距離で
会場の時計のベルが鳴る
『うわっ!なんやねんびっくりしたわ』
A 「ふっ笑あはははっ」
タイミング悪すぎやろ
ムードぶち壊しやんけ
A 「ねぇ晶哉、元旦にちょっと早起きして初日の出見に行かない?」
『え!いきたい』
A 「市内から徒歩だと1時間かかるから自転車でいこうよ」
『俺チャリで迎え行くからA後ろ乗り?』
A 「じゃあそうする」
『Aから誘ってくるんは初やない?』
A 「誘う人晶哉しかいないし」
なにそれ
期待するやろこんなん言われたら
A 「晶哉暇そうだし?」
『おい!失礼やろ』
A 「ははっ!たのしみだね」
結局俺もAの笑顔には甘いねんな
Aから誘われるのは初やったし
年明け1番に会うのがAってことが
嬉しくてたまらんかった
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作者名:もなか | 作成日時:2023年11月13日 23時