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隣に歩くAを見ると
確かにスカート短いし2つ程ボタン空いとるから胸見えそーやし
見れば見るほど隙だらけのAにイライラしてきた
『スカートもう少し伸ばせば?』
A 「え?」
『あとなんでこんな時間に外おるん?危ないやろ?もっと明るい道通れや!シャツのボタンもう一つ閉めたほうがええ』
A 「シャツのボタンもう一つ閉めたら暑いし何?急に…」
『俺こんかったらAもうあの男に…
心配やからゆーてんねん』
A 「私も逃げようと思えば逃げれるって」
なんもわかってへんやん
俺はAの腕を強く掴む
『じゃあ逃げてみ?』
Aは俺の腕を振り払おうとするけど敵わない
『むりやん…これで勝手にキスされて変なことされたりするんやで?』
Aは反省したんか黙り込む
すると急に背伸びをして俺の額の汗を拭き始めた
「晶哉…助けてくれてありがとう」
『家まで送ってく』
「え?でも」
『断ったら怒るで』
「わかった。ありがとう」
いつも周り見て気遣いまくっとるAやけど
俺だけには
甘えてもええんやで
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作者名:もなか | 作成日時:2023年11月13日 23時