U R (ページ21)

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そこにAにつきまっとってたであろう男が隣にやってくる

男『ねえねえそいつ彼氏？』

その男は酒で酔っ払っていた

俺はAを後ろに隠して前に立つ

男『お兄さんと変なことしようよ』

は？こいつ頭おかしいんちゃう

Aは恐怖で俺の服の裾を掴む

『今後この子に近づかへんなら警察に通報せんからこの子じゃなくて違う子見つけてくれません？』

男『無理。君1番可愛いし俺のタイプだし』

その時

コンビニ店員が呼んでくれたんやろか

警察が来て男を取り押さえた

警察『痴漢容疑として逮捕する』

男が警察に連行されようとした時

男『俺がこのJKについてった理由はなぁ！』

嫌な予感がして咄嗟にAの耳を塞ぐ

Aは驚いて俺を見上げる

男『君がJKなのに胸もデカくて顔も可愛くてスカートも短いのが悪いんだろ』

ああ、Aが聞かんで正解やわ

こんな汚い言葉Aに聞かせたない

好きな子がこんな汚い目で見られてるんって

こんな腹立つんやな

俺は男の発言にイライラして腕が震える

警察は強く男を引っ張りパトカーに連行する

俺は男がいなくなったタイミングでAの耳から手を離す

A 「晶哉？怒ってる？」

『怒ってへんよ？…帰ろか？』

A 「うん」