私のヒーロー ページ19
晶哉と出会ってから1年が経ち
私は高3に
晶哉は高2になった
相変わらず私も晶哉も学校で授業受けて
所属している事務所でダンスやボーカルのレッスンを受けて
アクロバット教室行って
自主練終わりに一緒に話して帰って
何事もなく過ごしてた
そんなある日
ダンスとボーカルレッスンが終わったのは22時
いつもついている街灯が壊れているのかチカチカ光っては消える
私以外の足音が聞こえる
私が止まると
足音も数秒遅れて止まる
…こわい
少し走ればコンビニに着く
私は全速力で走った
コンビニに入って意味もなくドリンクコーナーの前に立つ
チラリと外を見ると電柱に隠れた男が隠れていた
怖くてたまらなくて気づいたら晶哉に電話をかけていた
晶哉 『A？』
「まさや、たすけて」
晶哉 『どしたん…』
「知らない男の人につけられてる」
晶哉 『は？今どこ』
「三ノ宮駅近くのセブン」
やばい充電が…
数秒後スマホの充電がなくなり電話が切れてしまった
三ノ宮駅にもセブンってたくさんあるよね…
パニックで場所を詳しく説明できる余裕なんてなかった
でもなぜか
晶哉なら必ず私を見つけて助けてくれる
そう信じている
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作者名：もなか | 作成日時：2023年11月13日 23時
