君は僕の光 5 ページ6
あと１駅で大学に着く。
私は震えながら怖さのあまり声も出せず
早く電車が目的地に着くことを考えていた。
すると目の前の男性が
「現行犯です。警察へ行きましょう」
と男の腕を捕まえた。
助けてくれた彼は
どこか儚く、でも芯の強い男性だった。
それから駅員室で説明し、
警察で事情聴取を受けた。
たくさんの警察官に囲まれ
うまく言葉に出来なかった私の代わりに
彼が端的に説明をしてくれた。
聞けば犯人は
常習犯だったらしく余罪がゴロゴロと出てきた。
全ての聴取が終わって
警察を出たのは事件から3時間以上経っていた。
今から大学に行くのも何だし・・・
だいぶ予定が狂ってしまった。
そして、ずっと付き添ってくれた彼だが
彼も何か用事があったのではないだろうか？
彼は大丈夫、と笑顔で答え
まだ怖いだろうから、と私の目的地まで送ってくれるという。
とても優しい男性だった。
ちょっとごめんね。
彼は鳴り出したスマホに出た。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「QuizKnock」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなと - ルールを守る気も理解する気もない悪質なユーザーとして違反報告します (2019年8月18日 21時) (
レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 何度も言いますがオリジナルフラグをお外し下さい違反です。編集画面にも注意がちゃんとあります。読まない、読めない、理解出来ないなら活動はおやめ下さい。オリジナルフラグを外されないなら違反報告します (2019年8月18日 20時) (レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月18日 20時) (レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：中村優里 | 作成日時：2019年8月18日 20時
