僕らは歩みだす 5 ページ50
(side 河村)
Aちゃんと初めての遠出。
残念ながら２人きりではなくメンバーたちも一緒だけど。
今日は福良の助手として
いろいろと準備を手伝ってくれていた。
生徒会の経験もあるって聞いていたし
彼女の気遣いはとても助かる。
山森さんとも仲良くなって
楽しそうだった。
(明日も頑張るかぁ〜)
と温泉に浸かる。
アパートの風呂では十分に足を延ばすことができないので
気持ち良い。
隣の福良に話しかける。
「俺、めっちゃ幸せ」
福良は笑いながら
「そうでしょうね〜河村の顔、にやけきってるし。
Aちゃん、先を見越して準備してくれるからさ。
俺もすっごい助かってる。河村は本当に良い子を見つけたね」
２人で話していると
山本とこーちゃんも入ってきた。
「やっぱ温泉は良いですよね〜」
「俺、泳ぎます〜！」
騒いでいたところ、
みんなが一気に静かになった。
「Aちゃんおっぱい大きいね〜
触ってもいい？」
山森さんの声だ。
ってAちゃん！？
僕は心臓がバクバクした。
風呂場は声が反響するので
山森さんの声がよく響く。
いや、俺だって触ったことないのに。
もちろん触りたいけどまだ早いかなって我慢していた。
いくら同性とはいえ山森さんに先を越されるなんて・・・
福良が何とも言えない顔で俺を見てくる。
俺聞いちゃって良かったのかな〜という感じだ。
騒いでた山本とこーちゃんも今は顔を赤くしながら
大人しく聞き耳を立てている。
「このおっぱいを河村さんが好きにしているのね〜」
ごほっ
盛大にむせた。
ガールズトークは男の下ネタ以上に過激、と聞いてはいたが
山森さんの言葉はグサッと胸に刺さる。
こーちゃんが目を見開いて
「は！？河村さんどういうことっすか？？
Aちゃんってフリーじゃないんですか？
俺めっちゃ可愛いと思ってたんですよ」
と文句を言ってくる。
山本もうんうんと頷きながら
同調してくる。
はぁ〜
僕は頭を抱えた。
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かなと - ルールを守る気も理解する気もない悪質なユーザーとして違反報告します (2019年8月18日 21時) (
レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 何度も言いますがオリジナルフラグをお外し下さい違反です。編集画面にも注意がちゃんとあります。読まない、読めない、理解出来ないなら活動はおやめ下さい。オリジナルフラグを外されないなら違反報告します (2019年8月18日 20時) (レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月18日 20時) (レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中村優里 | 作成日時：2019年8月18日 20時
