バルコニー ページ40
見張りは倒せた…、
でも、
兄｢うっ！！｣
案の定、首輪が作動してしまった。
体全体が痺れるように麻痺する。
メ｢がっ…！｣
メロさんも同じように体を折って悶えた。
やっぱりコレ…キツイな、くそが。
乙｢大丈夫？二人とも！｣
おついちさんが駆け寄って来てくれた。
兄｢あ、あぁ、何とかな…｣
メ｢しっかしコレ、負荷が重過ぎねぇか？ころすきかよ…｣
こっちでぶつくさ文句を行ってる間に、弟者は見張りの処理と鍵の収集を終わらせていた。
まあ、処理と言っても縛って部屋の見えないところに押し込んでおくだけだが。
弟｢よっしゃー！鍵ゲッチュ！！｣
乙｢相変わらずだねぇ｣
まぁまぁ、と言いながら鍵をそばの金庫に入れ、武器を取り出す弟者。
弟｢あとは…｣
メ｢首輪、だろ｣
弟｢それだ！｣
元気いっぱいにも程があるぜ。
そうこうしてる間に、計画は残りひとつなった。
武器は取り返したし、首輪も外せた。
後はAの救出のみ。
乙｢コイツらが持ってた地図を見る限り、Aちゃんがいるのはここの上の部屋っぽいね｣
おついちさんがポツリと言った。
メ｢地図の他には…トランシーバーが使えそうだな｣
ゴソゴソと、トランシーバーを取り出すメロさん。
これなら完璧だ。
兄｢作戦を思いついた。内容は、こうだ｣
1、俺が壁のパイプを伝ってAの部屋に行く
2、交代の見張りが来たらトランシーバーで呼ぶこと
3、Aを助けたら、ここを爆発させること
兄｢…単純なようだが、上手くいくかは分からないからな｣
弟｢大丈夫！｣
メ｢オーケイ｣
乙｢行ってらっしゃい｣
3人の目を見てコクリと頷き、窓を開けた。
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
パイプを伝った先はバルコニーになっていた。
バルコニーの扉は全開で、カーテンがバサバサと大きな音を立てている。
部屋は明かりがついておらず、ぼんやりとしか見えない。
そして、部屋の中央に座り込んでいた、
俺達の目的…。
兄｢お嬢………｣
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
ご機嫌麗しゅうございます！
タコ草です。
ほんとすいません、遅れました…泣
謝罪しても仕切れません…うぅ。
PS・こちらもどうぞ…
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/tacopaseri3/
『2BRO. 患者と薬屋』
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マーチ(プロフ) - タコ草さん» あ、小説見てくれたんだ…！わぁぁああ！ありがとうございますぅうう！うれしい…！頑張ります！お互い頑張りましょ！ε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉ (2019年3月4日 22時) (
レス) id: e1f37b1211 (このIDを非表示/違反報告)
タコ草(プロフ) - それと、マーチさんの御三方のマフィアパロ、すっごく好きです…！！頑張ってくださいね♪( ´▽｀) (2019年3月4日 22時) (レス) id: 6d6e493092 (このIDを非表示/違反報告)
タコ草(プロフ) - ありがとうございます(´∀｀*) (2019年3月4日 22時) (レス) id: 6d6e493092 (このIDを非表示/違反報告)
マーチ(プロフ) - タコ草さん» はい！体調崩さないように気をつけてください( ^_^) (2019年3月4日 22時) (レス) id: e1f37b1211 (このIDを非表示/違反報告)
タコ草(プロフ) - コメントありがとうございます！！うわー嬉しい･:*+.これからの励みになります(*^^*)更新、頑張りますね！ (2019年3月4日 22時) (レス) id: 6d6e493092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タコ草 | 作成日時：2019年1月9日 21時
