施設 ページ39
あれから、何日が経っただろうか。
弟者達4人はどこかに連れて行かれ、船は海上施設へと到着した。
その後、私は施設の端の部屋に案内された。
大きな研究所のような建物の、外側から見て飛び出た部屋。
人口の島の上に建っているため、周りは海。
もちろん、私の部屋は出っ張っているため、小さなバルコニーの下は海である。
はじめはこの生活に抵抗を感じた。
反抗もした。
毎朝、鍵…いや、番号を思い出したかどうか嘘発見器にかけられ、
その後は部屋の中に閉じ込められる。
時折、赤い仮面の男が部屋に入ってきて、黒いマントで私もろとも包み、耳元で囁く。
君は僕の鍵だ、と…。
毎日聞かされると、嘘でも信じてしまうと聞いたことがある。
最近、この男の言う事しか信じられない。
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
あれから、何日が経っただろうか。
捕まった後、施設内のどこかの部屋に入れられた。
首には変な鉄の輪をはめられ、武器は奪われた。
こんなぬるい拘束だけで、俺達に適うと思ってるのかと、1度、無理に部屋から出ようとして見た。
その途端、首輪から電圧…いや違う、
もっと強力な圧力のような負荷が掛かった。
大きく動くと首輪が作動するらしい。
俺達は、ただ過ぎていくだけの時間を無駄にしない為にも、出来る限りのことを調べた。
分かったことは首輪の事を含めて4つ。
扉の前にはみはりが2人いて、首輪を外す鍵を持っているということ、
俺達の武器は部屋のすぐ脇の金庫に入っているということ、
Aが秘密を思い出したら、俺達が薬の初めの実験体にされること。
薬の事は、おついちさんを連れて家に帰った数日後、Aから聞いた。
何でも言うことを聞いてしまう…
そんな物を、組長は作ってしまったのか。
だからAは狙われていたのか。
4人で話し合った末、部屋からの脱出計画は明日と決まった。
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
乙｢ねぇねぇ、お兄さん｣
見張りに話しかける。
｢何だ、ここからは出さないぞ｣
乙｢そうじゃなくてぇ〜、…あの二人、舌を噛み切ろうとしてんだけど…｣
そう言った瞬間、扉が音を立てて開いた。
おバカだなぁ、取り乱しちゃって。
｢お前らは貴重な実験体なんだ！死なれては俺達が…！｣
メ｢オラよっ…と！｣
メロやんが1人の頭に蹴りを入れた。
驚いているもう1人の方に兄者君がカウンターを加える。
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マーチ(プロフ) - タコ草さん» あ、小説見てくれたんだ…！わぁぁああ！ありがとうございますぅうう！うれしい…！頑張ります！お互い頑張りましょ！ε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉ (2019年3月4日 22時) (
レス) id: e1f37b1211 (このIDを非表示/違反報告)
タコ草(プロフ) - それと、マーチさんの御三方のマフィアパロ、すっごく好きです…！！頑張ってくださいね♪( ´▽｀) (2019年3月4日 22時) (レス) id: 6d6e493092 (このIDを非表示/違反報告)
タコ草(プロフ) - ありがとうございます(´∀｀*) (2019年3月4日 22時) (レス) id: 6d6e493092 (このIDを非表示/違反報告)
マーチ(プロフ) - タコ草さん» はい！体調崩さないように気をつけてください( ^_^) (2019年3月4日 22時) (レス) id: e1f37b1211 (このIDを非表示/違反報告)
タコ草(プロフ) - コメントありがとうございます！！うわー嬉しい･:*+.これからの励みになります(*^^*)更新、頑張りますね！ (2019年3月4日 22時) (レス) id: 6d6e493092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タコ草 | 作成日時：2019年1月9日 21時
