立向居可愛い、しんどい【立向居勇気】 (ページ3)

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戻ってきた立向居は予想通り慌てていた。

立「み、みなさんおれっ、えふ、えっ」

可愛い録音したい((じゃなくて、

『あー、私達もう知ってるよ』

立「えっ！な、なんで！？」

戸「さっき盗み聞きしてたやつがいてな」

立「あ、そうなんですね…で、でも、俺なんかが日本代表候補って…夢みたいで」

はあ…可愛い。
まじえんじぇー

立「Aちゃん口に出てるよ…。で！そういう事で俺明後日には東京の雷門中に行かなきゃ行けないんです！」

明後日か…ん？明後日？？

全「明後日ええええええええええええ！？」

立「はい！なんかあっちでもう飛行機予約してくれたみたいなんで、明日のお昼にはもうあっちに行かなくちゃ行けないみたいで…」

一同唖然…

でもしんとしたのも一瞬で

筑「良かったな立向居」

「頑張ってこいよ！応援してるから！」

戸「がんばれよ！立向居！」

立「み、皆さん…！ありがとうございます！俺、頑張ります！」

みんな立向居の日本代表候補を祝い始めた。

私も祝いたい…けど

戸「奏、生きてるか？」

『死んでます』

戸「返事があるってことは生きてるな」←

『私の扱い上手くなりましたね、先輩』

戸「立向居が居ない間にこんなやり取り何回もあったからな」

『ですねー………はぁ』

明後日って明後日って…

みんなに囲まれてる立向居に目をやる。

ありがとうございます！ありがとう！ってにこにこ笑ってる。

可愛い(確信)

そうだよね…立向居は嬉しいんだ。それはもちろん私もなんだけどさ…

立向居にまた会えなくなるのは辛い！FFIってことは世界ってことでしょ？

今度はかなり会えなくなる…それはつまり死を表す！

戸「メールすればいいんじゃないか？」

『あの子携帯持ってないですよ』

戸「あー…電話は？」

『んな毎日合宿所？に電話なんてかけたら立向居に迷惑かかりますしそれにさすがに引かれそう！』←

ちなみにエイリア学園倒しに行っちゃった時は連絡何一つ出来てなかった…悲しかったよ私。

すると筑紫先輩がこっちに向かってきた。

筑「何話してんの？」

戸「立向居のこと」

筑「あー……なるほど」

あ、だったらさ

『はい？』

筑紫先輩の言葉で私の運命は大きく変わる

筑「立向居について行ったら？マネとしてさ」

『それだああああああああああ』

私は立向居の元へ飛んでいった。

『立向居！』

立「！Aちゃん？」

『私もついてく！』

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