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−西島side−
この日はダンスレッスンが有り、皆集まっていた。丁度、休憩時間だったんだ。真司郎の携帯から、バイブ音がした。
與「電話や、ちょっと出てくんな。」
電話をするのに廊下に出ていた真司郎が、真っ青な顔で戻って来たのは、休憩が後３分で終わるタイミングで。
西「何かあった？」
與「Aが、事故に巻き込まれたんやと。命に別状は無いねんけど、、
両目、失明やって。」
…は？
その後のダンスレッスンなんて皆全く集中できなくて。
特に真司郎は、見れたもんじゃ無かった。
このまま続けても、意味がないということで、予定より早く終わる。
真司郎が、一早く身支度して部屋を出ようとする。
宇「病院行くの？」
與「おん。事故にあったのは３日前らしいねん、普通に会えるやろ。」
日「俺も行きたいんだけど。」
浦「どういう状況なのかまだよく分からないからね。大勢で行ってもあれだし、今日は真司郎1人でいいでしょう。」
リーダーは、こんな時でも落ち着いていて。流石だね。
與「すまん。」
短いこの言葉は、謝っているのではなく、感謝の言葉なんだろう。
『(アダ名)は、精神的に不安定なところがある。人に頼らまいと常に気を張っているから、どこか脆くて、危うい。』
これは彼女の兄、祐也の言葉だ。
５年前かな。Aと会ったたのって、その時に挨拶した一度きりってことになってる。けど実は、真司郎があの子に会えていなかった期間に、１回だけ会ったんだよ。
Aは気付いてないけれど。
一時期、大きな病院に通っていたことがある。
不調だった時に、検査でね。結局大したこと無かったんだけれど。
待合室で座っていた時だった。
？「A、落ち着け！」
どこかで聞いたことのある声と、知っている名前。思わず反応して声の方を見やる。
声の主は、祐也だった。
やっぱり、A兄妹じゃん。距離があったから、声を掛けることもせず、ただ眺めていた。
あ「なんなの、あの人。」
何で祐也が落ち着け、何て言ったのか分からない程、Aは静かだった。
祐「…、今はちょっと、事故のショックが大きいんだ。またすぐ、元の父さんに…。」
あ「部分健忘って、思い出せない場合もあるんだよね？」
祐也は黙りこんでしまった。
父さん？部分健忘？
…え、マジで？
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マカロン - また更新楽しみにして待ってます！ (2018年10月3日 18時) (
レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
Ao(プロフ) - マカロンさん» すいません、最初の以外レスになってなかったんですね。本当にごめんなさい(泣)はい、更新頑張ります毎度すいません (2018年9月12日 21時) (レス) id: 59dc380203 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 更新楽しみにしてます！ (2018年9月11日 22時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
Ao(プロフ) - いつもありがとうございます！楽しんでいただけて嬉しいです (2018年9月8日 10時) (レス) id: 3da125ed1c (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 更新楽しみにしていました！続きストーリー楽しみにしてます (2018年8月30日 0時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ａｏ | 作成日時：2018年3月17日 15時
