いちごみるく 3 (ページ18)

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『…はよ』

A「…あ、侑李っ！」

お店がオープンして、

伊野尾さんの接客についていたとき、

遅れて侑李はやって来た。

A「おはよって…もう15時過ぎだけど…？」

知念「あ、ねぇ、いのちゃん、

ちょっとA借りてもいい？」

伊野尾「うぇっ！？

知念ばっかりAちゃん独り占めずるい～！！！」

知念「…ずるいって、

子供じゃないんだから………」

伊野尾「子供でもなんでもいいけどさぁ………

あっ！

ねぇ、じゃあ………

今度2人、愛し合ってるとこ見せてよ！」

“ブッッ………”

A「…ゴホッ、ゴホッ………」

この人はまた………急に何を言い出すんだ、

知念「ちょっ、大丈夫？」

そう言って侑李が布巾で溢れた飲み物を拭いてくれて。

伊野尾「俺さぁ、

………好きな子が他の男に抱かれてるの、

見ると興奮するのよ、

あ、そうゆう性癖なの。」

知念「いのちゃんも、

何言ってんの………」

伊野尾「えっ、

だめぇ？」

知念「だめに決まってるでしょ、

ほら、ちょっと来なさい………」

A「あ、うん…

伊野尾さん、ごめんね。」

侑李に手を引かれて、

バックヤードへと戻る事に。