僕のものになりなよ。 7

316 貴方side ページ36

知念「A」



A「…はい？」



知念「また、

もし、困った事があったらいつでも僕に言う事！！

わかった？」



A「…うん、」



知念「それと、」



A「それと…？」



知念「うん、

彼氏なんだからもっと僕に甘えてよ………」



“コツンっ”


侑李の固く握られたこぶしが、


おでこにそっと当てられて。



知念「…彼氏なんだから…」



A「…わかった。」



知念「間違っても、、、

他のやつ頼るのだけはやめてよ…ね？」



A「うん…約束する」



知念「よろしい」





“プルルルル…”





そこに、鳴り響いた携帯電話には、




知らない番号が。

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