292 貴方side ページ12
廊下をしばらく歩いた先…………
“グイっっ”
A「っ!?」
………突然の事だった。
後ろから忍び寄ってきた人物に、
口を手で塞がれ…
“ガタンっ”
ちょっと強引に…………
楽屋の中へと連れ込まれる…………
“カチャリ”
扉が閉まると同時に、
“ギュッ”
後ろから抱き締められると、
瞬間ふわりと香る少し甘い匂い。
知念「…ごめん、驚かせた!?」
無言でコクコクと頷けば、
知念「だって、
待ち切れなかったから………」
ちょっと甘えるような声色に、
私の鼓動は一気に高鳴る。
A「…私も………」
勢いよく振り返れば、
知念「一番に…って言ったくせに…」
ちょっと膨れた彼の手のひらが、
頬に触れて。
A「…ごめん………」
知念「ダーメ、許さない。
…チューしないなら、許さないから…」
A「駄目って言ってもする癖に………」
知念「もちろん。
当たり前でしょ、
つか、だめとか言わせるつもりないんだけど…」
あぁ、
もう…彼には敵わない。
“ちゅっ”
知念「おかえり」
A「…ただいま…//」
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なの - 更新楽しみにさせていただいてます! (2020年12月5日 15時) (レス) id: 4e0350a3e7 (このIDを非表示/違反報告)
nene0622 - 私は、hey say jumpが大好きで推しは伊野尾くんですが、更新楽しみにしています!もしかしたら、心無い言葉とか大変なこといろいろあると思いますが、私はこのお話も、マリリンさんも大好きです。頑張ってください! (2020年11月8日 12時) (レス) id: a2dbd55c6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マリリン♪ | 作成日時:2020年6月6日 14時