さんじゅうよん。 ページ35
知念「はぁー、
疲れた!
お腹空いちゃった、」
A「あ、
じゃあ、お礼に…何か作りましょうか?」
知念「ほんと!?」
A「はい…って言っても大したもの作れないので、
あまり期待はしないで下さいね?」
知念「あ、じゃあ、僕もなんか手伝うよ!」
“ガチャリ”
冷蔵庫の中を確認して…
A「えっと、
カルボナーラとかでいいですか?
お嫌いじゃないですか?」
知念「カルボナーラ作れるの?
好き!
むしろ、結構好き…」
A「っ!?」
突然の“好き”のワードに、
なんだか胸がキュンってなる、、、
って別に…普通にカルボナーラの事言ってるだけなのに。
知念「ん?
どうしたの?」
キッチンに立ってボケっとしてた私の顔をのぞき込んで不思議そうに声をかけてきた知念さん。
知念「で、
僕は何やればいい?」
しっかりしろ自分。
A「あ、
じゃあ、お鍋にたっぷりお水入れてもらえますか?」
知念「任せろっっ!」
そう言って腕まくりした彼に大きな鍋を手渡した。
あの日、
知念さんと出会った日の朝、
彼はこの腕で私を抱き寄せたのか…
なんて、頭の片隅で思いながら。
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作者名:マリリン♪ | 作成日時:2018年8月31日 22時