Bitter Sweet Memories

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次の瞬間、



今までその黒いベールに包まれていた、



謎の黒ずくめの男が(→どちらかといえば彼の方が明らかに不審者)



その黒いサングラスをそっと外せば…




A「…え、」



スローモーションに見えた。



…凄く綺麗な顔してた。



小さい頃に良く読んでいた物語の中から出てきた王子様のように、



それはまた、



小さい頃に大事にしていたお人形さんのような、



そんな綺麗な顔をしていて、



目を奪われた。




“チュっ”




ゆっくりと近付いてきた顔に、




私のはじめては奪われた。



あっけなく…いとも簡単に。




“パッチーン”




A「な、…なにすんのよ、」




「…ってぇ」




『…きゃー♡

涼介じゃない？』




『え、

涼介？

どこどこ？』



辺りが何やら騒がしくなって、



人だかりができ始めていた。



知念「…Aこっち…」



そんなときでも冷静な侑李に、


横付けされた迎えの車に誘導されて、



知念「…とりあえず、あんたも乗って」




“カタンっっ”




車内はどんより、



重たい空気に包まれていた。









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気まぐれで書き始めました本作ですが、

自信がないので評価低そうなら消します。

10→←8

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