セブン VS BEST 5章

バトル 169 ページ9

窓を開ければ、



“How’s it going?”



外の街並みから聞こえてくる流暢な英語と、



“オ、ハヨウザイ、マース”



時たま聞こえるカタコトの日本語と。



『…yamada?

…Mrs yamada？』



A「…Sorry…っっ」



“グイッ”



後ろから突然温かい温もりに包み込まれて、


振り向けば涼介くんの姿。



山田「あんまりAの事、いじめないでくれる？」



A「…涼介くん…」



『…OK.

That will do for today

See you…』



A「…thank you」



山田「…bye」




“カタンっっ”




先生が部屋から出ていったのを確認して、




A「ちょっと、涼介くん、

レッスンの時は邪魔しない約束…」



山田「しかたねーじゃん、

早くお前に会いたかったんだからさ…

それに、もう終わりの時間だったろ？」



A「そ、うだけど、」



山田「それより、



ただいま…」


そう言うと、


彼は私にクシャッとした顔で微笑みかけた。




A「…お、かえり…//」




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更新が遅くなりました。

おまたせしてすみません。

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