DEAR.いつか。

7 ページ8

A「光くん、

1番テーブルって…？」



光「青木様、」



A「青木様って…」



確か、


昨日来た藤枝さんと同じテレビ局で働いてる人で、


とても良い人。


下心みえみえの藤枝さんとはまるで違う。



A「青木様、こんばんは！

おまたせしちゃって…すみませんでした。」



青木「いや、全然！

好きな人を待つこの時間て…僕結構好きだから。

…変わり者でしょ？」



A「そんな、

とんでもない…

私もちょっとわかるような気がします。」



青木さんの空になったグラスを手に取り、


“コロンっ、

コロンっ”


と氷を入れて、


ボトルの蓋を外しお酒を注ぎ入れる。



青木「ありがとう。

椿ちゃんの入れてくれたお酒はまた格別美味しいな。」



A「ふふふっ！」

8→←6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す