DEAR.いつか。

6 ページ7

光「ってか、今日同伴ねーのかよ？」



A「私が同伴嫌いなの知ってるでしょ？」



光「…テヘっっ！」







『さて、

それではみなさん、

今日も頑張りましょうね！！』



彩子ママの掛け声で、


店が開店の時間を迎えると、


店内はあっという間に賑わいを見せて、


席は満席に近い状態にまでなった。



「相変わらず繁盛してるね、

この店は。」




A「ありがとうございます。

それもこれも、三木社長のおかげです。」



某有名企業の社長さんで、


私がお店に入店した新人の時代から可愛がってもらっている。



光「失礼します！

…椿さん、

1番テーブルご指名です。」



三木「ご指名かい？

ここは気にせず、行っとおいで！」



A「三木社長…すみません、

ではちょっとだけ失礼させて頂きます。」



三木社長に一言お断りを入れて、


そっと席を離れる。

7→←ひとりごと。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す