DEAR.いつか。

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山田「ん？

何？

どうしたの知念ちゃん？」



侑くんの姿を見つけて駆け寄って来た山田さんは、

　
近づくなり私と侑くんの顔を交互に見合わせて、


不思議そうな顔をしていた。



知念「あ、いや…」



A「…侑くんだよね？

私、覚えてない？

幼稚園の時に一緒だった、

A…椿原A」



山田「え、

何？

二人知り合い？」



すると、


しばらく黙っていたままの侑くんが口を開いた。



知念「…あのさ、

その辺の街角でナンパしてるやつだって、

そんなベタなセリフ言わないよ？」



山田「おい、知念ちゃん？

ちょっとそれは…厳しすぎるんじゃ…？」



『椿ちゃん、

こんなところにいたんだね、

探したよ。』



A「青木さん…」



知念「お知り合い見つかったみたいだね。

じゃあ、僕はこれで。」



山田「ちょ、知念？」



青木「行こうか。」



A「…はい…。」

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