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ー誕生日前日ー
翌朝、
A「おはよ…」
知念『おはよう、A』
いつものように、
知念くんと手を繋いだまま、
学校の正門をくぐる。
“キャー♡”
「あ、知念先輩♡」
「…あれが、知念先輩の彼女？」
“ヒソヒソ”
3年生と私たちと同じ学年の人たちは、
みんな私達の関係を知っているから、
なにか言われるような事はなくなったけど…
先週入学してきたばかりの下級生は、
私達の事を知らない子が多い。
知念『A？
気にする事ないよ？』
きっと知念くんにも聞こえていたのかな？
私を気遣ってそんな言葉をかけてくれた。
A「うん、
大丈夫だよ？」
知念『あ、
ねぇ、A？
今日…久しぶりにおばさんのところ行ってみない？』
新学期が始まってから、
まだ訪れていなかった母の病室。
A「うん、
そうだね、侑李くんにもまた会いたがってたし、
喜ぶと思うよ？」
知念『決まり！』
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作者名：マリリン♪
| 作成日時：2017年4月23日 16時
