268 ページ18
A「…」
知念『桜井さんが…言ってたよ?
相澤先輩に誤解されてしまったかもしれないって、
心配してた。』
A「え、桜井さんが…?」
ううん、
これも…裕翔くんの言ってた作戦?
なのかもしれない。
そう考え出したら…キリがない。
それに、
今、知念くんの口から1番聞きたくなかった人の名前。
A「大丈夫だよ?
誤解なんてしてないから。
うん。」
少し無理して笑ってみせた。
知念『…そう?』
知念くんがそっと私の瞳を覗き込んで、
A「それはそうと…桜井さんは大丈夫だったの?」
知念『うん、
あの後、結局先生が自宅まで送ってあげてたよ!』
A「…そう」
知念『…ねぇ、
なんか…やっぱりおかしいよ?
怒ってる?』
A「そんなことないよ。」
知念『怒ってる!』
A「怒ってない!」
知念『…怒ってるじゃん。』
A「怒ってない!」
知念『…なら…』
一瞬の隙をついて、
後頭部を捉えられると、
“ふにっ”
唇に触れる柔らかい感触。
364人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マリリン♪ | 作成日時:2017年4月23日 16時