たぶん野球は上手じゃない2

ドキドキしてる ページ6

鳥『A』


「はい…??」


鳥『それどうしたんだ??』


「あぁっ…これは、ちょっと、包丁で指切っちゃって」


鳥『料理してたのか??』


「ちょっとだけ練習を…(笑)」


鳥『上本のためか??』


「ち、違います!!嫁入り修行じゃないです!!全然違います!!絶対違います!!」


鳥『あーわかった、ゴメンゴメン』


能『あー、Aちゃん、料理上手にできたー??』


「指切っちゃいました…」


能『まぁ…、誰でも指切ることあるやん!!大丈夫!!』


鳥『能見さん、何で知ってるんすか』


能『昨日LINEで料理のしかた聞いてきたから(笑)』


鳥『あぁ、能見さん料理できるんですか??(笑)』


能『…まぁちょっとなら(笑)ていうか、嫁入り修行なん??Aちゃん』


「違います、本当に違います!!上本さんのためとかじゃないです!!本当に!!」


能『分かりやすっ(笑)』


鳥『ほんと可愛いな、A』


能『…トリ??』


鳥『…俺のものにしたい』


能『…トリ!?』


「えっ…あっ///」


能『ああっ!!ちょ…ちょっと急に散歩したくなった!!さ、散歩してくるっ!!』


鳥『…A、上本のことが好きなんだよな』


「……」


鳥『俺はAのことが本当に好きだ』


トリさんは私を強く抱きしめた。


「ちょっ、トリさんだめっ///」


鳥『…本当に好きだ』


「トリさんっ、ここじゃだめ、ロッカーだからっ、もうすぐ皆さん来ちゃうからだめ///」


鳥『上本に見られるのが怖いのか??』


「はいっ…でも私トリさんにもドキドキしてる気がします///」


鳥『えっ…』

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