たぶん野球は上手じゃない2

西岡さんは私が好きで ページ43

藤『眠い』


上『俺も』


能『同じく』


鳥『じゃそろそろ終わりますか』


「はーい」




ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ




で。何故か私は西岡さんの家にいた。


しかも


二人っきり



「西岡さん」


西『ん??』


「何で私西岡さんの家に…。しかもベッドって」


西『トリさんが3人を送ってったから、俺がAちゃん奪ってきたんや』


「…そうでしたっけ」


西『せやで』


「そうですか」


西『ホンマかわええなあ…』


「にっ西岡さん…??」


西『Aちゃんって何でいつも短いスカート履くん??』


「好きだからです、好みです」


西『彼氏に嫌がられてんのに』


「私の服は私が決めればいいじゃないですか」


西『やめたほうがええよ、男おるんやったら』


「えっ…、ふあっ…!?」




西岡さんは私を押し倒した




「…ダメっ、ダメです!!私、鳥谷さんがいるんです!!」


西『ええやん、もうトリさん以外の男とも何回もやってるんやろ…』


「そんなのしてないです!!ダメ、ダメです!!」


西『男おるにしてはガード緩すぎやで』


「……西岡さんは私のこと好きですか??」


西『好きやで、めっちゃ好きや』


「だったら、私のこと大切ですよね」


西『…せやで』


「お願いします、…ダメなんです」


西『…わかった、もう諦めるわあ』


「西岡さん…」


西『でも俺はAちゃんのこと好きや』


「ありがとうございます」


西『トリさんとお幸せに(笑)』


「……私も西岡さんのこと好きです」


西『えっ……今何て』


「何でもないです、慰謝料がわりに家まで送ってくださいね」


西『はいはい…』

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