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29話 ページ31

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次に目を開くと、見慣れない部屋だった。


……ここ、どこだ…?




五条「…あ、起きた。」


『……どこ?』


五条「んー…俺の部屋。」




もっといい場所ないの…??

吐いたらどうする気だよ。


絶対このベットも高いだろ。




『…そか、自分の部屋戻るね。』


五条「一人で行くの?吐いても知らねぇぞ?」


『…じゃあ、付いてきてよ。』


五条「俺男子なんだけど…。」




じゃあなんでそんなことを聞いた??
ってか逆になんで女子ここに連れてきた???

まぁいいや。どうせついてきてくれるでしょ。


なんだかんだコイツ優しいし。


ツンデレツンデレ←



…本人に言ったら殺されるから言わねぇけどな。








_____

___






夜頃、私の部屋に五条が訪ねてきた。



正直もう大丈夫なんだけど。と、そう伝えたら

また倒れても困るだろって言われた。


そうなんだけどね…??




『…ん……だいぶ体調治って来たよ。』




ありがとうの気持ちを込めて、微笑んで言う。




五条「……そ。」


『冷たいなぁー…』




顔を逸らされ、素っ気なく返される。


…もしかして私のこと嫌い??
メンヘラちゃんになるよ??いいの?((




『…任務あって疲れてんでしょ?帰らなくていいの?』


五条「…んで……」


『え?』




めっちゃ声小さくて聞こえないんだけど。

音量5とかにしてる??




五条「なんで、そんな急に強くなろうとしたんだよ。」


『え?……えっと……』


五条「………お前…朝、死んだような声してたぞ。」




…あ…そうだ、私……朝、あの夢見て……。

………あー…メンタル死ぬ…。




五条「あ、ごめん、地雷踏んだ…??」


『あー……いや……。』




すぐに顔が暗くなった私にそう声を掛ける五条。

やっぱお前優しいんじゃねぇの?((




『悪夢みてさ。ちょっと…しんどくなっちゃって。』


五条「……ちなみに、どんな?」


『……大切な誰かが、遠くに行っちゃう夢…』




…間違ってはない。夏油が高専から居なくなって…

どこかもわからない遠くの場所に行っちゃう夢。




五条「……そっか。」




静かな部屋に、その声だけが響いた。




ーーーー

シリアスなのかギャグなのかわかんないから
シリアギャグス(?)

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ホワイトレースフラワー - Hazukiさん» コメントありがとうございます!!おままごとで夏油はママだなと思ったので!!更新頑張ります!! (2022年5月1日 17時) (レス) id: 0310829f75 (このIDを非表示/違反報告)
Hazuki(プロフ) - すごい面白いです!おままごと、夏油がママは納得ですね。これからも更新頑張ってください! (2022年5月1日 16時) (レス) @page26 id: f91f374202 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホワイトレースフラワー | 作成日時:2022年4月13日 18時

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