【H×H】トリップしたからなんでも屋始めてみたけど、ろくな事ない。

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「お前は念について知っているのか？」

クロロがそう言えばと思い出したかのように聞いてくる

「まぁ少しだけなら」

「どこまで知っている？」

「オーラとかなんか念にも種類があるとか、、あとは忘れました」


そう念の知識は知っていたはずなのだ。しかし全て思考の彼方に消えてしまった。だってなんかややこしかったし、あんまり理解出来てなかった。実は今更だがHUNTER × HUNTERはニワカなのである


「戦闘は？」


目をキラリと光らせながら聞いてくる
ここでもし少しできますと伝えたらもしかしたら盗みや殺しに参加させられる可能性がある。それは無理だ絶対死ぬ


「全くしたことありません！！私か弱いです！！！」


ビシッと挙手をして発言する
これぞ〜私戦闘面では使えないんでそこんとこよろしく〜作戦である。まさに策士


ふふんと心の中でほくそ笑んでいると


「団長こいつ昨日木刀振り回してたよ」


悪魔共の声が聞こえた


「木刀振り回して気絶させまくってた。あと結構身軽で見えてねえー癖に勘で念の攻撃も何回か避けてたぜ」

「あ」


バチッとクロロと目が合ったのですぐ逸らした


完全に忘れていたこの2人の存在を忘れていた。そうじゃん昨日大暴れしてたじゃん。ダラダラと冷や汗をかきながらなんでそんな事言うんだとフィンとフェイに視線を向けるが勿論フルスルーだ



まるで死刑台に上がる死刑囚のような気持ちで次の言葉を待つ。


「なるほどな。念は取得していた方がいい俺が鍛えてやろう。がその前に体づくりと基礎練だ。フィンクス達に鍛えてもらえ」

「異議あり！！！フィン達は加減というものを知らないと思いますよって私死にます！！交代を要求します！！！」

「却下だ。フィンクス、フェイタン頼んだぞ」





こうして地獄のトレーニング生活とシャルの補佐が始まった。
神よ私なんかした？

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