14 ページ14
1発ぐらい殴りたいと思った日から2日経った。
いや、なんか起きたら2日ほど日にちが消えてた。そう、2日間寝てたみたい。死んでるじゃん。うける。
しかもイルミの電話に出たあと力尽きて机で寝ちゃったせいで体がバキバキだし、まともにご飯食べてなかったプラス2日間なんも食ってないしで腹の減り具合が異常。
ご飯作る気力もありません。
てことで、ご飯食べに行くことにしマース!
固まった体を伸ばして風呂に入る。私服に着替え、財布を持っていざ出発。
今日はもうご褒美Dayにしよう。好きなもん食って、好きなん買う。よし、そうしよう。バチは当たらないよね?
街を歩いてるとスイーツ食べ放題の文字が。
「決めた、焼肉食べ放題のあとスイーツ食べ放題だな。」
すんげぇ美味しかったです。
本屋に行き、面白そうな小説を何冊か購入する。
本を持ってそこら辺のカフェに入り、ココアを飲みつつ本を読み、穏やかな時間を過ごす
本に少し飽きてきたところでこれからの事を考える。
(イルミさんとはもう接触しちゃったけど、なんか今んとこガチで殺されるようなことなさそうだし、これは放置でいいよね。
問題は蜘蛛だよなぁぁ、、
でも、もしあの時見てたのがバレてたとしてもさすがにあの距離だから顔は見えてないしシルエットも全身黒だったから男か女かもわからない、はず!
てか私蜘蛛のメンバー全員しらないわ、てか覚えてない。
覚えてるのははシャル、ウボォー、クロロぐらい
これってやばいよな。いや、でも普通は誰が蜘蛛とかわかんないよね?てことは別にやばくはないか。)
そうなのである。もともと自分からキャラたちに接触してどうこうしようという気は微塵もなかったので、誰が蜘蛛なのかというのはどうでもいいのだ。
「あースッキリした。別に今まで通り生活すればいいだけやん、解決解決。…あ、すいませーん。このチーズケーキひとつ下さい」
彼女はまるで解決したと思っているようだが本当は全く解決していない。彼女は『誰が蜘蛛とか気にしずに生活すればいい。逆に知ってる方がおかしいもんね!』という考えだ。
しかし思い出してほしい。
彼女は蜘蛛を見かけた、というだけでなく姿を見られ、もしかしたら目が合っているかもしれないのだ。
そう、もし顔がバレていた場合
めちゃくちゃ危ねーのだ。
そのことに気づかずに幸せそうにケーキを頬張っている彼女はもう逆に幸せなのかもしれない。
123人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
moo(プロフ) - 最高に面白かったです! (6月3日 0時) (レス) @page50 id: 7466fa3537 (このIDを非表示/違反報告)
colza(プロフ) - 私はぜひ、原作突入してほしいです!最近ば忙しくて直ぐには読めませんが、いつも更新楽しみにしています!!難しいようでしたら作者様の書きたいところや短編だけでもいいので読みたいです! (2023年3月18日 23時) (レス) @page50 id: e077de4e86 (このIDを非表示/違反報告)
三日月ベル(プロフ) - コメント失礼します!めちゃくちゃ面白くて好きです!!更新大変だとは思いますが頑張ってください!! (2023年2月20日 20時) (レス) @page44 id: ca7dd840c1 (このIDを非表示/違反報告)
colza(プロフ) - この作品大好きです!プレッシャーになるかな、と思ってコメントできませんでしたが、いつも楽しみにしています! (2023年2月19日 19時) (レス) @page44 id: e077de4e86 (このIDを非表示/違反報告)
蕾衣(プロフ) - めっちゃ面白いです。こうゆうので1番好きなのこの作品です! (2023年2月19日 10時) (レス) @page44 id: e03c0f2602 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たぶんあの人 | 作成日時:2022年11月15日 23時