189.十尾と暁 〜続き〜 ページ49
ウソップ「じゃ、その内この世界に来るって事か！？」
悲鳴を上げる鼻屋
A「さぁね……暁がここへ来ることはないけど、十尾は…別物だしね」
ウソップ「一番ヤバそうなのが来る可能性があるのかよ！？」
A「……可能性はね」
含みのある言い方が気になる。
ゾロ「暁ってなんだ？」
ロロノア屋がそう聞く。
A「十尾を復活させようと活動している奴らのこと」
視線を下に落としそう呟く。
ルフィ「そいつを復活させてどうするんだ？」
A「さぁ？」
それ以上は話す気はないらしい。
新しい酒の瓶を開けて飲み出す。
何故あったことがなく、語る時は他人事のようなのに、親が見たという未来のために動くのだろうか。
俺には分からない。
ルフィ「まぁ、いいや！そいつが来たらその時考えればいい！」
麦わら屋の一言でこの話しは終わった。
宴は続き、Aはその様子をゆっくり酒を飲みながら見ている。
俺は他にも聞きたかった質問をする。
「未来を…変えようとは思わなかったのか？」
A「何で？」
「未来を知ってるなら、そうならないように行動すればいいんじゃないか？」
A「私は…変えようとは思わないよ」
「何で？」
そう聞き返すとAは、酒を飲むのをやめ、俺の方に顔を向けると
A「……例えば、誰かが死ぬ未来があったとして、その出来事を避けようと行動しても、今度は別の出来事で死ぬ可能性は十分にある。その全てを予測することは出来ないでしょ？」
真剣な瞳で俺を見つめる。
A「私だったら敢えて先の未来を変えず、その時が訪れたら変える方法を選ぶよ」
「そんな事可能なわけ…」
A「可能だから言っている」
「死者を蘇られる訳がねェ！」
A「たった1回だけだけど…使える方法がある」
目を閉じてそう言う。
たった1回だけ、生き返らせれる方法がある…
A「たった1回で、その人が死ぬ未来から少しでも長生きが出来るのなら…そっちを選ぶ方がいいでしょ？」
視線を宴に戻しながらそう言う。
「その方法は…」
A「教えないし、教えてもローは使えないよ」
ふと悲しそうに微笑んでそう言う。
「………」
Aの悪い癖だ。
悲しそうな微笑みをする時は決まって、相手のために自分を捨てる覚悟がある時だ。
きっと…その方法は自分を犠牲にするやり方なんだろうということだけは分かった。
190.仲が良さそうで良かった 〜sideなし〜→←188.十尾と暁 〜ローside〜
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プスメラウィッチ(プロフ) - 次の更新は、いつですか？更新待ってます😆 (9月3日 22時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 明日も更新するんですか？出来ば多く更新して欲しいです。更新頑張って下さい(๑•̀ㅂ•́)و✧応援しています。待ってます。 (9月2日 22時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
シルビー(プロフ) - 今日の夜に更新します。大変お待たせしてしまい、申し訳ございません。 (9月2日 8時) (レス) id: a00a4b5272 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 更新はいつですか？更新待ってます。 (8月31日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - いつ、トラファルガーローと夢主ちゃんは恋人同士になりますか？早めに恋人同士になって欲しいです。続き頑張って下さい。楽しみにしています😊 (8月28日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルビー | 作成日時：2023年8月19日 22時
