182.喋る蛙 〜ゾロside〜 ページ45
ルフィ「あ、所でトラ男と女狐の姿が見えねェぞ」
宴途中、そうルフィは言う。
ルフィ「女狐から話を聞かなきゃいけねェのに…特にさっきの何とか手裏剣って奴を聞かねェと！！」
目を輝かせて言う。
重要なのはそっちじゃないだろ。
「俺が探してくる」
酒を片手に女狐を探していると…
人通りが少ない所でうずくまってる姿を発見した。
「おい、大丈夫か…？」
肩に手を置くと女狐は顔を上げる
「おまっ、泣いてるのか！？」
女狐の目から涙がボロボロ流れていた。
その隣には蛙。
え、何か蛙でかくねェか？
って違う違う。
蛙を気にしてる場合じゃねェ。
「ちょ、待て！何があったか知らねェが、泣きやめよ！俺が泣かせたみてェじゃねェか！？」
慌てる俺に対し、無言で俺を見つめ
A「その酒…頂戴」
俺の手に持つ酒を指さしそう言う。
「……分かった。ちょっと待ってろ」
事情は分からないが、泣くほど何かあったんだろう。
俺は宴会場に戻り酒とコップを1つ手に取るとさっきの場所へ戻る。
「ほら」
コップと酒の瓶を渡すと、女狐はコップに酒を注ぎ一気に飲み干す。
「おまっ」
そんな一気に飲んで大丈夫なのか？
またコップに注ごうとする手を慌てて止めると
A「……止めないで。飲んでないとやってられないわ」
「………」
さっきまで笑っていたのに一体何があったんだ？
隣で早いスピードで酒を飲む女狐を見てると
？「ロロノア屋…お前が泣かせたのか？」
殺気を感じ振り向くと般若のような形相で俺を見るトラ男。
「俺じゃねェよ！俺が来た時からもう泣いてたんだ！！」
既に泣いてたから困ってるんだろうが！
ロー「………」
睨むのを辞めないトラ男にどうしたものかと思っていたら
？「……Aは、今心傷中じゃ」
ロー/ゾロ「「！？」」
何処からか声が聞こえてきた。
？「ガマ仙人…Aの師匠が死んだんじゃからな」
え…
俺は今幻覚を見てるんだろうか。
目を擦るも俺が見た光景は変わらず。
声の主は、俺とトラ男の目の前に移動してきた蛙から聞こえたような…
？「おい、教えてやってるのに無視か」
ロー「か、蛙が…」
「喋っただと！？」
驚く俺らに
？「喋る動物がいるんじゃ。喋る蛙がいてもいいじゃろ」
拗ねたように目の前の蛙は言う。
「確かに…それもそうか」
喋る動物がいると言われると納得が行く。
183.喋る蛙 〜続き〜→←番外編8 自来也 〜貴方side〜
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プスメラウィッチ(プロフ) - 次の更新は、いつですか？更新待ってます😆 (9月3日 22時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 明日も更新するんですか？出来ば多く更新して欲しいです。更新頑張って下さい(๑•̀ㅂ•́)و✧応援しています。待ってます。 (9月2日 22時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
シルビー(プロフ) - 今日の夜に更新します。大変お待たせしてしまい、申し訳ございません。 (9月2日 8時) (レス) id: a00a4b5272 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 更新はいつですか？更新待ってます。 (8月31日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - いつ、トラファルガーローと夢主ちゃんは恋人同士になりますか？早めに恋人同士になって欲しいです。続き頑張って下さい。楽しみにしています😊 (8月28日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルビー | 作成日時：2023年8月19日 22時
