168.人柱力 〜続き〜 ページ30
里にいたくなかったAは、任務にも出かけるようになった。
敵「ば、バケモノ！！」
A「………」
まだ幼い子供だと言うのに一切の迷いなく敵を切る。
そんなAが気に食わなかった。
もっとも
A「九尾は…バケモノじゃないよ」
ワシの事をそう言い続けるAの考えが理解出来なかった。
恨めばいいのに…。
だが、Aの心にも限界はあった。
雨の日、久しぶりに里に戻ったAに対し、里の者は次々と悪口を吐く。
それに耐えきれず逃げ出すA。
A「私が何したっていうのよ！九尾を封印しなければ里は崩壊したって言うのに！もう化け物なんて呼ばれるのは嫌！こんな思いするならいっその事殺してよ！！」
師である自来也に泣きながらそう言うA。
自来也「……お主は何一つ悪くない」
そう言って自来也はAを連れて旅に出る。
旅に出てから1年後、6歳になったAは神月一族の跡地へ行く。
母親の一族は、予言者の一族。
神祇一族の血の方が濃いAは、予言する能力はない。
何を思ってそこへ行ったかは知らない。
跡地を歩き回り、そこで1冊の日記を見つけ、中身を見たAは。
A「…逃げなきゃ」
里から抜け出し逃げるA。
日記には、予言が書かれていたらしい。
人柱力を逃がすまいと追う里の者。
Aは、神月一族しか入れない祠を通りこの世界へとやってきた。
追っ手からの攻撃を受けており、傷だらけの状態で木にもられかかってると、1人の男がAに近づく。
A「お前も…追ってきた者か…」
ロシナンテ「いや…俺はただの通りすがりだ」
A「そうか…」
それが男…ロシナンテとの出会いだった。
中々心をひらなかったAだが、めげずに向き合おうとする男に
A「変だな！」
笑うようになった。
親のように慕い、笑うAは、向けられてきた憎悪の事を忘れるほど幸せそうだった。
169.私の負けだよ 〜ローside〜→←167.人柱力 〜九尾side〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プスメラウィッチ(プロフ) - 次の更新は、いつですか？更新待ってます😆 (9月3日 22時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 明日も更新するんですか？出来ば多く更新して欲しいです。更新頑張って下さい(๑•̀ㅂ•́)و✧応援しています。待ってます。 (9月2日 22時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
シルビー(プロフ) - 今日の夜に更新します。大変お待たせしてしまい、申し訳ございません。 (9月2日 8時) (レス) id: a00a4b5272 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 更新はいつですか？更新待ってます。 (8月31日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - いつ、トラファルガーローと夢主ちゃんは恋人同士になりますか？早めに恋人同士になって欲しいです。続き頑張って下さい。楽しみにしています😊 (8月28日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：シルビー | 作成日時：2023年8月19日 22時
