男だと思っていたあいつは、実は女だった件について3【ワンピース】 (ページ50)

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140.家族～ロー＆貴方side～ページ50

ゾロ「海軍大将…！」

ルフィ「賭博のおっさん！」

麦わら屋はそう言うと

ルフィ「俺はドフラミンゴをぶっ飛ばしに行くんだ！そこをどけ！」

と言う。

藤虎「威勢だけはいいようで…だがここをどくわけにはいかねェ」

ルフィ「やるのか」

藤虎「因果な商売でさ」

麦わら屋は覇気で藤虎に攻撃する。

ルフィ「俺の邪魔をするな！」

そう言う麦わら屋。

藤虎は重力を使い攻撃する。

ゾロ「てめェまた妙な技を！」

ロロノア屋も参戦する。

『王宮』

部下「ドフラミンゴ様ァ～～！ちょうど今麦わらのルフィ達と藤虎達海軍が激突しています！」

ドフラミンゴ「フフフフ、そうか、やらせておけ」

ピーカ「海軍も海賊も暴れていいのなら、俺一人で充分だ」

皆、ピーカの甲高い声に笑いを堪えている。

ドフラミンゴ「フフフフ、そう急ぐ事もない。いいか、このゲームはいわは国王を決する選挙だ。ドレスローザ国民に問うた。王に相応しいのはリク王一族か、ドンキホーテ一族か…国民が王を選ぶ。当然の権利だ」

ピーカ「回りくどい！邪魔な奴なら潰してしまえばいい」

「確かにそれも一理ある」

ドフラミンゴ「俺達は来る者を叩き潰し、消し合う者達をゆっくり傍観していればいいんだ」

ピーカ「ドフィ、俺は…」

部下「ぶふっ！」

1人の部下が笑いを堪えきれなかった。

部下「うわァ！すいませんピーカ様！お許しを！コイツ新入りで不意をつかれたというか」

部下「すみません！すみません！」

ピーカ「生き埋めだ！貴様を石の中に」

ベビー5「待ってピーカ様っ！ブキモルフォーゼ！ガトリング・ガール！」

ベビー5の攻撃が笑った部下にあたる。

ベビー5「あなたが手を下させば死体も残らない。遺族が困るわ」

ピーカ「悪いなベビー5」

ドフラミンゴ「お前、家族はいるか？」

ドフラミンゴは、部下にそう聞く。

部下「は…はい！おります！」

ドフラミンゴ「俺は8歳で母を失い10歳で父を殺した。幹部以上のメンバーは、長く苦楽を共にした俺の家族だ。俺にはこいつらしかいない。家族を笑う者は俺が許さん。いいな」

家族？

笑わせるな。

ロシは、家族じゃなかったと言うのか。

私も含め全員を便利な道具としか見てないくせに！！

どうしようもない怒りが湧く。

落ち着け…落ち着け。

そう思うも今まで貯めてきた怒り・憎悪は簡単には消えない。