男だと思っていたあいつは、実は女だった件について3【ワンピース】 (ページ46)

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136.王宮2F スートの間～貴方＆ローside～ページ46

ルフィ「…効く」

ヴィオラ「糸でできたマリオネットの様ね！あんな技初めて見た！」

ドフラミンゴ「リク王、10年前のあの夜の気分を憶えているか？愛する国民を斬り、平穏な町を焼いた日」

リク「未だ夜な夜なうなされるわ！憶えていたら何だと言うんだ！」

ドフラミンゴ「これから起きる惨劇はあんな小規模なものじゃない」

リク「バカな事を！何をする気だ！？あんな悲劇はもう二度と！」

ドフラミンゴ「逃がしてやるよ、お前ら。ピーカ、邪魔者共を外へ」

そう言うと床が動き、ロー達は外に放り出される。

ルフィ「うわああああああ！」

リク「ドフラミンゴ！これ以上！この国を…」

ルフィ「ゴムゴムの風船！」

「あっ…」

リク「傷つけないでくれェ～～～！！」

皆が落ちていく。

それをチャンスとし、わざと鍵をロー達が落ちた方へと放り投げる。

まるで手から滑り落ちたかのように。

これでローが手錠を外すことは出来るだろう。

……変な所に落ちなければだけど。

まぁ、ヴィオラがいるから大丈夫だろう。

「あーあ。鍵、下に落ちちゃったわ」

ベビー5「あら、鍵落としたの？貴方も悪い人ね。落としちゃったらローが手錠外せないじゃない」

「外れなくても別にいいだろ。あいつは俺を裏切ったんだから」

ニヤリと口角を上げて言う。

ドフラミンゴ「さァ、全てを終わらせよう」

ドフラミンゴがそう言うと城が動き出した。

王宮には来るなよ、ロー。

幹部さえバラけたら私が…動き出すから。

ルフィ「ハァ…ハァ…外壁塔の庭まで落とされた」

「始まった！鳥カゴだ！」

糸が王国を覆う。

ルフィ「鳥カゴ！？どういう意味だ！？トラ男」

「ドフラミンゴはこの国の真実が漏れる前に今この島にいる奴らを、皆殺しにするつもりだ！」

ルフィ「おい地面が下がってく！どうなってんだ！？」

「ピーカだ！石なら地形でさえ変えられる」

ルフィ「王宮だけどっか行くぞ！王宮待て～～～！」

鳥かごの出現に町中は大騒ぎ。

ドフラミンゴ「ドレスローザの国民達、及び客人達」

ドフラミンゴの声が聞こえる。

ドフラミンゴ「別に初めからお前らを恐怖で支配してもよかったんだ。真実をしり、俺を殺してェと思う奴もさぞ多かろう。だからゲームを用意した。この俺を殺すゲームだ。俺は王宮にいる。逃げも隠れもしない。この命を取れれば当然そこでゲームセットだ」