男だと思っていたあいつは、実は女だった件について3【ワンピース】 (ページ37)

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127.コロシアム～ロー＆貴方side～ページ37

電伝虫(ディアマンテ)「そこまで言うなら任せとけ！………と言っておいてなんだが、そう言えばライムがこっち向かってるんだった」

Aがコロシアムに向かってるだと！？

ドフラミンゴ「あ？そりゃ、何でだ」

電伝虫(ディアマンテ)「麦わらのルフィの強さを見ときたいんだと」

ドフラミンゴ「フッフッフッ！そりゃ運が良かった！あいつを決勝に出すのも面白そうだ」

電伝虫(ディアマンテ)「こっちに着いたらそう伝えておこう」

ドフラミンゴ「あァ」

ガチャと電伝虫を切る。

ドフラミンゴ「ロー、お前が囮となっておれを引きつけてる間に、別の部隊の麦わらの一味が工場を破壊する。工場が破壊されれば、例えお前が死んだとしてもSMILEが作れなくなった俺はカイドウに消される。そういうシナリオでいいか？」

ドフラミンゴはそう問いかける。

ドフラミンゴ「ところがお前は想像以上に時間が稼げず、麦わら達もマゴついてる。奴らを利用したといいつつも、この作戦には麦わらの一味への絶大な信頼が必要だ。なぜそこまで麦わらを信じる？」

「Dはまた必ず嵐を呼ぶ」

俺はそう答える。

コロシアムにて

コロシアムの柵を挟んで麦わらのルフィと海賊狩りのゾロ、そして…誰だ？背の高い男の3人で話している。

「麦わらのルフィと海賊狩りのゾロであってるか？」

3人の後ろから声をかける。

ゾロ「誰だ、てめェ！？」

「お前らに話が…」

話があると言おうとしたら、後ろで何かが地面に衝突する音が聞こえた。

振り向くと、そこにはドフラミンゴと

(ロー！？)

血だらけのローがいた。

ドフラミンゴと1体1で戦ったのか！？

簡単には行かないと分かってるはずなのに、何で？！

目の前の出来事に混乱するも表情には出さず

「ん？若様…とローか」

今気づいたような声でドフラミンゴに話しかける。