12.風呂場での出来事 〜ローside〜 ページ12
「お前…ほんとにそれでやるのか？」
目隠しした状態で木刀を構えるライム
戦い方の勉強としてライムが相手になるそう。
……そう言えばこいつってどれぐらい強いんだ？
ライム「やるに決まってるだろ」
「目隠しって…ハンデのつもりか？」
ライム「いや？これは俺の修行でもある…いいからかかってこいよ」
挑発されイラッときた俺はライムを攻撃するも1発も当たらない。
「何で！？目隠ししてるのに！？」
ライム「俺の目は特殊でな」
散々ボロクソに殺られた後、仰向けになる俺の隣に座り目隠しを取りながらそう言う。
「特殊？」
ライム「一族代々伝わる能力だ」
それ以上は言う気がなさそうなため
「ふーん」
とだけ言っとく。
ライム「……俺の本名神祇Aだ」
暫くの沈黙の後、そう唐突に言う。
驚いて身体を起こすと
A「お前の事は信用して教えただけだ」
そっぽ向いてそう言う。
その言葉に俺はニヤッと笑い
「変なカッコつけだ！！」
とからかうと
A「あ？」
怒ったAに追いかけ回される。
俺は笑いながら逃げた。
本名を教えて貰えて嬉しいのと。
チラッと見ると追いかけるAは、もう怒っておらず少し笑いながら走ってる。
それがとても嬉しかった。
似たような境遇にいた俺ら。
同じ痛みが分かるもの同士仲良くなれると思った。
夜＿＿＿＿
今日泊まる宿で
ロシナンテ「おい、ロー風呂に入ってこい」
そう言われる。
確かに…
戦いで汗かいたしな…
「あ！どうせならAも一緒に入ろうぜ！」
A「は？」
ロシナンテ「え？」
2人が驚いた顔で見てくる。
「2人で入った方が早くね？」
A/ロシナンテ「………」
戸惑った顔でお互いを見ている。
もしかして…
「俺…白い所があるから気になるのか？」
感染じゃなくても気味悪いしな…
俯いていると
A「お前の身体は関係ない…寧ろ俺の方にあるから戸惑ってるんだ」
ため息をつきながらそう言う。
「どういうこと？」
A「……風呂行けば分かる。お前も気にしてるようだからお互い様な」
ぶっきらぼうにそういい、風呂場へ向かう。
ロシナンテ(風呂…一緒に入って大丈夫なのか？)
他にも心配事があったのを、この時俺は気づけなかった。
13.風呂場での出来事 〜続き〜→←11.モンスター 〜続き〜
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シルビー(プロフ) - 後から正式に入ります！更新頑張りますので宜しくお願いします。 (8月10日 16時) (
レス) id: a00a4b5272 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 夢主ちゃんはハートの海賊団に正式に入りますか？トラファルガーローオチ頑張って下さい(๑•̀ㅂ•́)و✧待ってます。 (8月10日 14時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
シルビー(プロフ) - １回主人公だけ離れますが、また会えるような流れになってます。 (8月10日 13時) (レス) id: a00a4b5272 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - トラファルガーローと夢主ちゃんは離れて欲しくないです。ずっとトラファルガーローで傍で居て欲しいです。お願い出来ますか🥺 (8月10日 13時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
シルビー(プロフ) - 分かりました。ローオチで頑張ります！ (8月6日 23時) (レス) id: a00a4b5272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルビー | 作成日時：2023年8月3日 22時
